渇く地の可憐

目覚める果ては

ごらん、あれは星じゃない

黎明さよなら

白日へ潜む足

青と白、間のくるぶし

海の願わくは消夏

濁るモラルの下、笑うのだろう

生きた孤独

青春に崩壊を足して罪は引いとく

明くる亡日

見えない代償はあなたの誇り

濁らず逃げろ

残った道を、まだ歩いてる

太陽の核へと

笑み知らず罪知らず夢知らずジルト

毒苺の純情

最後に君が見たものなら愛してみたい

おまえなんか終わりも知らないくせに

幸せに慣れたらおいで

僕らあんなに欲しがった

二人は一番淡い星が好きだった

黙認した影法師

誰も知らない、あれの名前も故郷も

体から分け与える色

受信でも発信でもなく君はただ

もうすぐここに欲が降る

火消しの試み

背にしたら駆けて駆けて賭けていって

じきに沈む

そんなものだと笑ったあなたも諦めていたのですか